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imterlawの日記

郊外にぽつんと立った豪華な屋敷

京大戦ダブル使用構築  「ガルーラギルガルド」

先日11月24日に御縁があって京都大学ポケモンサークルさんとのエキシビションマッチをすることとなりました。

 そのエキシビションマッチに私もダブルの代表として出場していました。

シングル×2 ダブル×2 トリプル ローテ マルチ の計7戦にわたる勝負の結果、

4-3で我々の勝利となりました。私自身も無事勝ちを収めることができ、自分のチームに貢献できてよかったと思います。

以下簡単な構築解説

 

ポケモン

技1

技2

技3

技4

持ち物

ガルーラ

ねこだまし

すてみタックル

ふいうち

けたぐり

ガルーラナイト

ギルガルド

アイアンヘッド

シャドーボール

みがわり

キングシールド

たべのこし

サザンドラ

りゅうせいぐん

りゅうのはどう

あくのはどう

だいもんじ

こだわりスカーフ

ガブリアス

りゅうせいぐん

だいちのちから

ストーンエッジ

まもる

いのちのたま

マリルリ

たきのぼり

じゃれつく

アクアジェット

まもる

オボンのみ

ボルトロス

10まんボルト

めざめるパワー氷

でんじは

まもる

ぼうじんゴーグル

 

 

 

 今回の構築の参考にしたのはリィズさんによる「ゴチルゼル」+「ジュペッタ」構築(http://ryzkousatsu.blog63.fc2.com/blog-entry-396.html)。

 

 「参考」とはいってもメンツは全く異なる。参考にしたのは「ガルーラ入りテンプレート系列に対して安定した勝率をどうやって出すか」という構築のコンセプトである。

 この構築では対ガルーラ系列への回答を『たべのこし』ギルガルドを軸にした立ち回りで解決することを模索した。ギルガルドを構築の軸とした理由は、

ガルーラに対して強い(「かみくだく」を持っていないガルーラは「キングシールド」「みがわり」ギルガルドに対しての打点がないことが多く、かみくだくガルーラの数は少ない)

ニンフィアに対する安定度(「ハイパーボイス」を半減し、「アイアンヘッド」を持つことでHニンフィアを確定1発にできる)

クレセリアに対して強く、また冷静ヒードランよりも遅いことで「キングシールド」「みがわり」によりトリルターンを稼ぐことができ、鋼でありながらも「トリックルーム」+「ふんか」戦術に致命的な隙を見せない

 

などを評価したからだ。たとえば一時期ダブルバトルで流行ったガルーラ ニンフィア クレセリア ヒードラン ボルトロス ランドロスの俗にいうレート民スタンは「ニンフィア」 「クレセリア」 「ガルーラ」の3匹に対してギルガルドで有利をとれる。

 

 次に採用したのはガルーラ。単体性能の高さから広範囲のポケモンに対して1対1交換をとることができると考えての採用。

 ギルガルドが苦手なポケモンガルーラとの1対1交換に持ち込み、ギルガルドで詰めるというのが理想的な立ち回りとなる。「ねこだまし」+「みがわり」の相性の良さからガルーラギルガルドを初手から並べることもあるが、敵のガルーラの「けたぐり」やランドロスの「ばかぢから」を受けるために表にガルーラ、裏にギルガルドを置くこともある。

 半年ほどガルーラを使っていたが、ガルーラを大事に扱う立ち回りが個人的には合わなかったため、ガルーラを雑に扱いつつ活躍させることができる構築は何か、ということを考えこの構築での採用に至った。

 

 ガルーラギルガルドの軸を決定したらあとはこの二匹で対処しにくいポケモンを残りの4匹で解決する。ギルガルドが苦手とするのは弱点である悪、炎、ゴーストの技ではあるが、等倍で通してしまう水、電気も比較的苦手とする。

 ここで炎、ゴースト、悪、電気、水耐性を持つサザンドラを採用。霊獣ランドロスに押されて数が減っているとはいえ一定数存在するガブリアスに強く出るために『こだわりスカーフ』を持たせた。これによりメガライボルトに対しても強くなったことが評価できる。

 

また電気や炎に耐性を持ちながらとヒードランリザードンファイアローといった炎タイプのポケモンを迅速に処理でき、またクチートにも強いポケモンがほしいと考えガブリアスを採用した。この構築はギルガルドガルーラなどの浮いていないポケモンの横に並ぶことが多く、物理型の「じしん」では立ち回りが窮屈になってしまう恐れがあった。そこで今回はガブリアスを「ストーンエッジ」を持った特殊型で採用することでこの問題を解決した。『いのちのたま』を持つことでメガクチートを「だいちのちから」で13/16で一発。ついでではあるが181-120メガガルーラも「だいちのちから」+「りゅうせいぐん」で最低乱数を2連続で引かない限り倒すことができる。特殊型で採用したことにより、{いかく}による威力の下降を受けないことから、ランドロスガルーラのような対面にも強い。

 

 ドラゴンを2匹採用することでフェアリー耐性が不安になるが、ニンフィア等を誘ってギルガルドのエサにするということが構築のコンセプトであり、フェアリー耐性の薄さは特に気にならなかった。フェアリーの中でギルガルドで対処しにくいマリルリは後述のボルトロスで倒したい。

 

  マリルリギルガルドの苦手とするポケモンに全体的にやんわりと強く、ガルーラサザンドラが削りきれなかったポケモンアクアジェットで縛っていく場面が多いと踏んで採用した。

 

最後の枠は常に変動しており、最初はニャオニクスを採用していたが、最終的に採用したのがボルトロスとなった。ボルトロスの採用理由としては「でんじは」によるs操作と、苦手とする水タイプに対する打点の確保がメインである。この構築はモロバレルを比較的苦手としており、モロバレルへの回答を用意する必要があった。当初は「ちょうはつ」入りのボルトロスを採用していたものの、電気技、目覚めるパワー、でんじは、まもるのどの技も切ることができず、苦肉の策として「ちょうはつ」を採用せず『ぼうじんゴーグル』によりモロバレルの「いかりのこな」を無効化することにした。これによりカメックスモロバレルの「しおふき」+「いかりのこな」構築に対しても一応の回答を用意できる。またメガリザードンYフシギバナのような高速「ねむりこな」にも強い。

配分としては単純なCSか、「はらだいこ」後に『オボンのみ』を発動したマリルリを一発で倒せるところまで降った後、残りを耐久に回すかどうかで考えた結果CSを選択した。

 

              <ギルガルドについて>

 

 XY始まって以来、ギルガルドというポケモンが理解できなかった。キングシールドによる択の発生が使っても使われても嫌な存在である。カロスダブル末期に登場した『きあいのタスキギルガルドはブレードフォルムで居座ることをある意味正当化させたポケモンであり、ギルガルドヤンキーから一歩抜け出そうとしたインテリではないかとすら思える。

 しかし『きあいのタスキギルガルドの欠点として、タスキがつぶれるのが嫌で耐性を生かした裏からの交代で場に出すといったプレイングがしにくくなることがある。

 ならば裏から投げることが可能でありつつも、ギルガルドの択の発生を緩和させる型として『ひかりのこな』ギルガルドも存在してもよいのではないだろうか。

 ブレードフォルムで居座ることに対し、相手がキングシールドを嫌って攻撃しないことに賭けるという相手依存の要素のみではなく、「『ひかりのこな』により能動的に攻撃をよける」という第二の保険を作ることができる。相手に依存しきる立ち回りは極力避けたいものであり、それゆえギルガルドのキングシールド択は嫌われがちな要素である。

 この問題を解決した『ひかりのこな』ギルガルドこそがギルガルドヒエラルキー上位にいると私は考える。

 

 私は『ひかりのこな」ではなく、「みがわり」ギルガルドによる択の回避を選択したが、ギルガルドというポケモンを使って思ったことは相手の2体のうち1体がギルガルドに打点を持てていないときにギルガルドが最も輝くということだった。ギルガルドに打点を持つポケモン2匹がかりでギルガルドに集中して「みがわり」を貫通して倒されるというのが「みがわり」ギルガルドが嫌う戦術であるため、相手がそれをできないような盤面を作るだけでギルガルドは動きやすさが変わる。

 最初採用していたニャオニクスの「でんじは」は最終的にはボルトロスが打つようになったが、この技もギルガルドとの相性が良かった。本来ギルガルドが苦手とするポケモンギルガルドより遅くすることで先手でみがわりを張れ、相手の痺れを待つという立ち回りで辛勝した試合も何度かある。麻痺と「アイアンヘッド」の怯みの相性の良さも言うまでもない。

  先述したが、ギルガルドギルガルドに打点を持ったポケモンが2体並び、しかも全体技で攻撃される(「ねっぷう」、「じしん」、「しおふき」など、「ハイパーボイス」以外のすべての全体技)ことを嫌う。全体技は伝家の宝刀「キングシールド」による択作りすらできないことが苦しい。「ワイドガード」もちの可能性も考慮して全体技を躊躇させているのかもしれないが、気休めにしかならないだろう。

全体技を打つメジャーポケモンである、ランドロスガブリアスリザードンカメックス等に対して如何に回答を出すのか、がギルガルド構築の肝となるのではないだろうか。この構築ではマリルリガブリアスボルトロスサザンドラの4体がその回答となっている。この4匹とガルーラの単体性能を生かして迅速な処理を行っていく。

                

                <反省点>

 反省点としてはリィズさんのゴチルジュペッタとは違い、レート民スタンに対する完全なイージーウィンができないことがあげられる。いくらガルーラニンフィア入りに対して強いとはいえイージーウィンの領域までは行ってない。

 直近の代表決定戦でもこの構築のプロトタイプを使ったものの、決勝トーナメントでリィズさんに負けて準優勝になってしまった。結局、構築の完成度でも立ち回りでも、やはりまだリィズさんよりも自分は「弱い」ということを痛感させられた。部内で一番にすらなれないのに、もっと強い相手がいるオフ会や公式大会で勝てるわけもないだろう。私はXYになって初めて明確に「勝ち」を意識してポケモンをやり始めたある意味新参プレイヤーだが、この一年は負けに負け、何回か参加したオフでも一度も決勝Tに出ることはできなかった。リィズさんがゴチルジュペッタを使い3位になったつくオフで、勝ち上がるリィズさんを尻目に予選落ち(しかもリィズさんと同グループになって負けた)をしたあの日はこの一年で最も悔しかった日だ。

  そんなうだつの上がらない中で、今回の代表戦で勝てたということは素直にとてもうれしい。何とかこれを契機にしてORAS環境では結果を残していきたいと考えている。

 

 

 

 

 最後になりましたが駒場祭に来てくださった方、そして交流戦で対戦してくださった京大ポケサーの皆様、ありがとうございました。