アリ構築「リィズガルーラスタン」
第19回アリオフに参加しました。予選4-2、決勝T一回戦負けのベスト32でした。
使用構築は
の構築をほぼそのまま。
けたぐり |
ガルーラナイト |
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ねっとう |
バークアウト |
おいかぜ |
オボンのみ |
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10まんボルト |
ちょうはつ |
でんじは |
いのちのたま |
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じしん |
がんせきふうじ |
ばかぢから |
まもる |
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みがわり |
まもる |
せいれいプレート |
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だいちのちから |
まもる |
ヨプのみ |
ガルーラを「ふいうち→れいとうビーム」の無邪気個体にしたことが唯一の変更点ですが、これは正直ミスでした。環境内にメガボーマンダが蔓延すると踏んで入れたのですが大会中一度もマンダとは当たらず、結果的に一度も打たなかったばかりか、無邪気によるdの下降によってガルーラが落ちて負けた試合がありました。
本当はきあいだまゲンガーでガルーラを粉砕する構築を持っていく予定だったのですが、オフ当日になって気合玉が当たらない気がしたので、急遽使い慣れたこの構築を使用することにしました。何の因果か予選ではゲンガーではないですが、気合玉を打ってくるポケモンにこちらのガルーラがワンパンされる場面があり、逆に安心(?)しました。
基本的なことは作成者のリィズさんのブログを見てもらえばすべて分かるので、立ち回りで意識すべき点を少々。
まず、ガルーラスイクンを先発に置き、裏にはヒードランニンフィアを選出するのが基本選出です。ボルトランドは選出率が若干落ちます。
この構築の肝はニンフィアとランドロスでしょう。眼鏡、スカーフを持つことが多いこのポケモンは比較的相手に守るを警戒させにくいという利点があります。択が発生して困った場合は「相手がまもらないと思っている」ということにして立ち回るとうまくいくことが多いです。
他にも追い風サンダーのような構築に対しては、相手に追い風が張られてしまった場合でも電気技を受けるタイミングで裏からランドロスを投げ、目覚めるパワーを守るで防ぐ、といった立ち回りでターンを稼ぎ、こちらのスイクンの追い風を張るといった立ち回りが有効です。
このランドロスはクレセクチートトリパのような構築にも選出しますが、「まもる」のおかげでトリックルームのターンを稼ぎやすい、対トリパにも躊躇せずに選出できるというのは利点でしょう。
他にもトリックルームに対してはスイクンを選出することがままあります。
このスイクンは「まもる」がないので一見トリックルーム相手に出しにくいように見えますが、ニンフィア、ヒードランをトリル下で動かす類の構築であればバークアウトとオボンのみによる耐久性能でトリルターンを稼ぐことが可能です。
相手のトリルが切れたところを温存したこちらのヒードランガルーラニンフィアで制圧という動きを狙います。
ニンフィアに関しては最速にすることで、準速キリキザン、ルンパッパを抜けることが立ち回りで大きく生きます。キリキザンに縛られないことは立ち回りの自由度を大きく上げますし、相手の意識してないところからの奇襲を仕掛けることができます。カロスダブルのタスキ最速ギルガルドとやや似てるでしょうか。
雨構築に対してスイクンのバクアを打ち続けながら追い風下でニンフィアを動かすというのが対雨の基本的な方針になります。
ニンフィアはガルーラが嫌うスイクン、ミロカロスといった高耐久水への殴り合いも意識して選出します。
このニンフィアを動かす際のポイントは、ハイパーボイスの火力を一度見せ、相手が次のターンも耐えれると踏んで動かしてきた駒を、続けざまの破壊光線によって計算を狂わせて粉砕するという動きでしょう。先述のミロカロスも1発目のハイパーボイスでチョッキ判定を行ったあと、破壊光線を撃つ、という動きで処理が可能です。
相手のHニンフィアも破壊光線で7割以上削れるので、積極的に破壊します。
勿論、破壊光線の反動ターンは恰好の起点なので、なるべくなら試合終盤で撃っていきたいですね。
身代わりは対ドーブルトリパにべらぼうに刺さります。
ゲンガーサンダースイクンテラキオンリザードンギルガルド、これらのポケモンを見た時にはボルトロスの選出を検討します。また謎のギミック構築と当たった場合もボルトロスを投げ、あとは立ち回りで何とかしましょう。私はなんとかできませんでした。
前回のアリーナオフの反省記事で「ガルーラは勝ちきれない」とか言ってた覚えがありますが、性懲りもなくガルーラを使って、前回と同じ結果というのはちょっと悲しいです。
対戦してくださった皆さん、運営のみなさん、ありがとうございました。