imterlawの日記

郊外にぽつんと立った豪華な屋敷

気に食わないもの

梅雨だ。嫌な雨が降る。

あめあめ ふれふれ かあさんが
じゃのめで おむかえ うれしいな

 

この歌詞で有名な童謡、「あめふり」が気に食わない。

意味上では「あめあめふれふれ」と「母さんがじゃのめでおむかえ」という形で切れるはずなのに、歌の中では「あめあめ ふれふれ かあさんが」で切れるのがどうも歯切れが悪くて気に食わないのだ。この歯切れの悪さも「梅雨」を表現するための一つの手法なのさ、と言われてしまうとこちらとしてはぐうの音もでないが。

こういう感じの曲は結構ある(『結構』と大見得張ったのに例が出ずに申し訳ない)。

梅雨寒の日、梅雨への憂さ晴らしに「あめふり」を叩いてみたが、一向に気持ちは「晴れ」ない。

この曲、二番以降は知名度は低いのではないだろうか。

あらあら あのこは ずぶぬれだ
やなぎの ねかたで ないている
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン

かあさん ぼくのを かしましょか
きみきみ このかさ さしたまえ
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン

ぼくなら いいんだ かあさんの
おおきな じゃのめに はいってく
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン

 

カッコいいじゃないか少年。梅雨が気に食わないからといって、梅雨に関連したものを叩く心根の腐ったどこかの誰かとは大違いだ。