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imterlawの日記

郊外にぽつんと立った豪華な屋敷

マッドマックス見てきました【ネタバレ】

 

最近話題の映画、「マッドマックス 怒りのデスロード」を見てきました。

事前情報として、「世紀末」、「めっちゃアクション」、「謎ギター」という情報だけ持って行ったのですが、事前情報ですべてが説明されていました。

あらすじ

世紀末、一帯を支配する奴らに捕まったマックスが、なんやかんやあってボスに反抗して逃げる裏切り者の側につき、道中でババアを仲間にしてボスを殺し、砦に帰る

 

とにかく「説明要素を徹底して省く」という姿勢がとても新鮮でした。

例えばまず世界が荒廃して世紀末になるという舞台設定の話は開始10秒でちょろっとするだけですし、妻子を殺されて狂気(マッド)にとらわれるマックスの過去の話なんて一切ないし、敵のボスにどういう過去があるのかも不明です。なんか義手の仲間がいるんですがなんで彼女(女です)が義手なのかも説明されません(少し過去について触れる描写がありましたが)。敵に「人食い男爵」だの「武器将軍」だの謎のネームドキャラが登場しますが、彼らが何者なのかなんて知ったこっちゃありません。ぶっ殺すだけです。病気を患っているっぽいですが、説明はされません。

普通に作ったら、こういう世界観の下敷きみたいな設定を一から十まで説明したくなるものですが一切ありません。

敵が銃だけじゃなく爆発する槍を使うのはたぶん銃弾が貴重とかいう事情があったり、敵のボスにはたぶんあたり一帯を支配する前にいろいろあったんだろう、「塩の湖をわたる」というのはたぶん干からびた海なんだろうな、みたいな推測はいろいろできるんですが、野暮です。

とにかく無駄な説明を省いて生まれた時間を何に使っていると言ったら、もちろんアクションです。敵味方入り混じるカーアクションのシーンをとにかくやりたかったんだとそう思わせてくれるすごい熱量のシーンでした。

荒廃した砂漠をゴテゴテの装飾がされた車たちが駆け巡り、車からなんか火炎放射器を撃ったり、ギターから火が出たり、チェーンソー野郎が出てきたり、とにかく世紀末世界の戦いをこれでもかというほど描き、もう食傷気味になるほどでした。車の上でギターを弾いてるやつと太鼓をたたいている奴が好きです。戦闘に一切かかわらないところが、すげえ恰好いいキャラでした。

個人的な好みの話をすると、車ではない地上戦を見たかったです。

 

嫌というほど世紀末の雰囲気に浸れましたが、ぶっちゃけストーリー的にはそんなに面白いということはなかったです(過去との決別ってのがメインテーマなのか?しかしマックスは決別できていない)。

とげの付いた車!飛びながら手榴弾を投げ込んでくるバイク野郎!車に引っ付けた長い棒を振り子のように使って敵の車に飛びのるシステム!すげえ砂嵐で人が吹っ飛ぶ!意味のない炎を出す車!なぜかギターからも炎が出る!世紀末カーチェイス!

細かい造形は間違いなく最高だった……。